学生へ魅力が伝わる!会社説明会のつくりかた!

2022/04/01
学生へ魅力が伝わる!会社説明会のつくりかた!

会社説明会は、学生に自社へ興味関心をもってもらうためのプレゼンテーション。
説明会はどのような内容を伝えるのがいいのか?と悩まれる担当者の方も少なくはありません。

そこで今回は、説明会で効果を出すためのポイントを解説します。
説明会の内容を検討中の方は、ぜひ参考にしてしてみてください。

1 . 会社説明会の役割

学生が選考への参加を検討したり、入社する企業を決める上で会社説明会は重要なコンテンツです

会社説明会の内容を変えることで「応募者が選考へ繋がるようになった。」
「入社意欲の高い学生が増えた。」という事例も数多く存在します。

説明会へ参加する学生の状況

学生は就職活動がスタートすると同時に沢山の企業へエントリーし説明会へ参加します。
リクルートの研究機関「就職みらい研究所」の就職プロセス調査によると
学生1人あたりの説明会参加企業の平均が19.7社であった。

出典:就職みらい研究所(https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2021/08/topic_22s_20210824.pdf)

数多くの企業説明会へ参加し、選考へ進むのかを検討している様子がわかる。

2 . 学生の視点で伝え方とデザインを選択

好印象で選ばれる説明会にするために「会社の魅力」や「働き方の特徴」がわかりやす内容で
伝わるよう工夫していくことがポイントと言えます。

理解の程度が意欲に繋がる

具体的に話しているが、学生がイメージできていない状況では
自社の選考へ意欲的に進んでもらうことが困難。

出典:マイナビキャリアリサーチLAB(https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2021/05/monitor2022_3.pdf)

個別企業セミナーで聞きたかった内容を見ていくと、
「具体的な仕事内容(54.4%)」「社風・社内の雰囲気(46.1%)」が多くの割合を占めております。
しかし、実際に聞いた内容でも多くの割合を占めているように、
説明できているがイメージが湧く内容が伝わっていないケースは多くあります。

「働き方」や「会社」のイメージを持つことは、社会人としてデビューする自分像が想像でき、
不安な気持ちが払拭されることで、選考や入社の検討を前向きに捉えてもらいやすくなります。

身近なものを例えにイメージが持てる説明をする

具体的に理解してもらう説明をするためには、学生の身近なものに例えた説明がオススメです。

例えば、学生が日常で「目にするもの」や「触れるもの」を紹介することや、
日常の中にあるものに、繋がっていることを説明することで、
自社の事業(商品、サービスなど)がどのように社会と関係しているのかをイメージすることができます。

3 . 会社説明会の内容で意識するポイント

会社説明では、広く深い説明することが大切です。
端的な説明で具体的なことを知ってもらうためにも、「会社の最近のニュース」や「仕事現場の様子」を反映するのも良いでしょう。

会社説明の内容として押さておくとオススメなポイントをまとめていきます。

会社の説明

基本的な会社の概要をはじめ、会社の歴史はもちろん。
会社の大切にしている考えや、将来の展望まで伝えることがオススメです。

特に会社の説明は学生がワクワクした気持ちになるケースが
最も多いパートになりますので、魅力的な説明を用意しましょう。

事業の説明

事業の内容は、学生が身近に感じることができる説明ができると
好印象を与えることができ、また学生の印象に残りやすいと言えます。

学生の身近なものを紹介したり、身近なものに例えたり
専門的な事業であれば、日常の身近なものと密接に関係していることを説明すると、
学生が取り組む仕事の具体的な意味がイメージできるので印象に残りやすくなります。

業務(働き方)の説明

働き方の説明はできるだけ詳しく、素人でもわかりやすい言葉を使った説明をしましょう。
専門用語なども、身の回りで経験できることに例えたり工夫しましょう。
また研修やOJT制度などの取り組みがあれば、積極的に説明しましょう。

特に学生は働き方の理解が深まると、入社後の働く様子をイメージすることができ
意欲的に選考へ進んでもらうチャンスにもなります。

社風(会社特徴)の説明

社風では、会社のキャラクターを伝えるため、
どんな社員がいて、どんな雰囲気の会社なのかをアピールしましょう。

会社のことを理解し、前向きな意向をもってもらうことも大切ですが、
同時にどうしてもキャラクターが合わないと感じる方は一定出てくるものです。
入社後のミスマッチを起こさないためにも、会社風土を伝えましょう。

採用条件の説明

雇用条件の説明はもちろんのこと、
自社ならではのユニークな制度や取り組みがあればぜひアピールしましょう。

これぐらい当たり前だ、、、と思われている小さな会社の工夫が
実は他社と比べるとユニークな制度だった!というケースもあります。

会社全体での取り組みを整理してアピールポイントを見つけましょう。

4 . 採用ペルソナに合わせたアピールポイントを用意

会社説明の内容を考える上で、もう1つ重要なのが「採用したい人物が気になる情報」を提供することです。

例えば、「今後の会社を牽引してくれる幹部候補の人材が欲しい」という際は、「会社の未来」や「採用するにあたって期待していること」「キャリアアップの制度」など、これからの会社の成長と、入社してからの成長というテーマを含めることがオススメです。

採用で獲得を目指す人物像も想定し、説明の内容を選定していきましょう。

5 . まとめ

会社説明会は、会社の理解を促進することで
その後の「選考への参加率」や「入社意欲の向上」と重要なコンテンツとなります。

採用活動を効果的に進めるためにも、
ぜひ、会社のことを深く整理し、説明会の内容へ反映してみてください。

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